生きることの大変さ

ゴールドコーストの日常

こちらに1月終わりに来てから4カ月半。



自転車が盗まれたり

車が停まったり(ジャンプスタートを覚えた)




仕事にようやくつけたと思ったらとんだブラック企業で、(詳細は避けておく)

英語が話せない日本人を日本人が騙したり、違法なほど安価で雇ったり、残業、研修を無償でさせたり、

とにかく、英語トライアスロンが出来ることこの2つはここで生きる上では何よりも最優先だと思った。

英語が出来なければ、人並みに生きていくことが出来ない。

一生奴隷のように働かざる負えなくなる。。。と危機感を抱いた。



というよりも、甘えと依存があった自分にとても反省した。

日本人だからと甘えたり頼ったりせずに

自立して生きられるようにならなくてはいけないと学んだ。

しばらくはSNSを控えつつ
英語とトレーニングに集中して、その傍らでベビーシッターや家の掃除のお仕事をやらせてもらった。




そして、今、今度はビザの問題にぶち当たった。

来年もここに居たいなら、学生ビザか2ndワーキングホリデービザを取得しなくてはならない。

政府が定める地域のファームや工場で88日以上の稼働が必要だ。




私はものすごく悩んでた。道はいくつかあった。

日本に帰ってトライアスロンをやるか?

来年、学生ビザでここにいるか?

来年の為に今ファームへ行くか?

とりあえず後先考えずにトレーニングに集中するか?




悩んだとき、全てのメリットデメリットを書き出すようにしている。



日本に帰る】

メリット

・収入を得る方法が多様にある

・練習環境も自分で把握できている

・ビザの心配がない

デメリット

・シンプルに日本ではもう二度とトライアスロンはやりたくない。帰るなら辞める。



学生ビザを取る】

メリット

・オーストラリアに居られる

・語学学校のスクーリングが月1でもOK

デメリット

・学費、ビザの費用が掛かる

・働ける時間が1週間20時間、月80時間まで



2ndワーキングホリデービザを取る為にファームへ行く

メリット

確実に来年1年居られる

この職がない状況でも収入を安定的に得られる

デメリット

チーム練習に参加できない期間が長くなる

仕事がハードで練習できるか心配

シェアルームがほとんど



このほかにも色々理由は並べ、コーチにメリットデメリット全て書いて相談した。

お互いに同意でもうファームに行くしかないと思った。


練習を出来るかどうかの不安は自分の意志の問題だ。

日本に帰ることになれば、結局一人だから、それならオーストラリアのド田舎で練習と仕事に専念できるならそれでいい。

コーチも連絡を毎日取り合い続けよう。と話してくれた。

自分の意志だけでやるよりも誰かに見られている意識があることがとても大切でそのためのコーチと仲間でもあると思っている。


早速調べ始めた。


条件は

2ndワーキングホリデービザを取れること

ゴールドコーストから近いこと

1人部屋があること

近くに50mプールがあること

1件交渉できてそこに決めた。





生きることは大変だ。

日本でやれていればこんなことに悩む必要もないし、もっと楽なのかもしれない。

ただ、シンプルに日本ではもうトライアスロンがやりたくないし、

日本でやるモチベーションが一切ないから、これを自分で選んでる。

ここにいるから私はこうしてトライアスリートとして死なずに自分らしく自分を生きられている。




でもここに来て生きていてよかったなと思ってる。



疲れた体を投げ出して、裸足で少しひんやりしてきた砂を踏みしめながら

真っ青な空とどこまでも続くビーチと海を見ていると、それだけで

幸せだな

と思わず口から出てしまう。






これからまた色んなことが起こるだろう。

でも、やるしかない。そう思っている。

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