妥協しない

ゴールドコーストの日常




ホームレスになり、このままではいけないと沢山の人にコンタクトを取った。




その中でふっと韓国人の友達を思い出し、彼は確かカブルチャーのファームに居るはず!
と連絡をした。




事情を全て説明すると、

すぐに一人部屋の手配と明日からの仕事を用意してくれた。

しかも値段も前回の韓国人のところより月で3万円近く安い。




いろんな道があったけど、カブルチャーにもう一度トライすることにした。

到着すると彼は、部屋の掃除をして待っていてくれた。





きれいで新しい感じの平屋だった。

しかもなんと、日本人が全員帰国してしまったから一人で使ってと言われた。

4LDKにガレージつきの大きな家で車と自転車はガレージを使っていいと言ってくれた。



しかもなんとバスタブまであり、家から500mでプールに着く。

最高の環境だった。





ようやく自分の居場所が確保できた安心感と妥協せずに戦ったことで得られた最高の環境に涙が出そうだった。

ホームレスでも生きていけると分かったけれど、家はやっぱり必要だ。


翌日、朝7時から早速仕事が始まった。

日本人が沢山いるのかと思っていたのにほとんどおらず、韓国人7割くらいのファームに入った。

ボスもとても良い人で安心して働けた。

田舎と自然が大好きな私にとってファームでの仕事は思っていたよりも好きだった。

黙々とイチゴを摘む仕事だけど、面倒な人間関係もないし、空気も景色もきれいで私にはあっていると感じた。


泥だらけになりながら7時から1時まで休みなく働き、それで終了。

終わったら、すぐに帰宅し、お昼を食べてからトレーニングもできた。

疲れたけれど、ようやくもらえた仕事と家に幸せを感じた。




きっとあの時、もう面倒だし断れないからいいや!と前のファームを選んでいたら、こんなに良い環境で働けなかったと思う。

何かを捨てなくては、得られない。

まさに、聞き分けの良いわたしを捨ててよかったと心から思った。

自分の優先順位と人とのつながりを大切にすること。

適切なアドバイスをくれる人を持つこと。





これが何より大切だと改めて感じた。

しばらくは体力的にきつい日々になりそうだけど、頑張ろうと思う。

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