魅せられる背中か

活動報告

見られて恥ずかしくない背中だろうか。



自分の背中は自分では見ることが出来ない。



だからこそ私は人の後ろ姿が格好良い人に惹かれるし、自分の後ろ姿が気になる。




先にどうぞ。

前に行って。



列を組んで、トレーニングすることが多いトライアスロンではよく使われる言葉だけれど、

私は一番前で、風を波をプレッシャーを受け止めることが一番トレーニングになる気がしている。


前に行ってという側も自分を謙遜しているようで嫌になるし、


前行くね!と言うのも勇気がいる。




当たり前に前に居続ける。居座る。出来なくなったら後退する。

それでいいと思う。


相手を思うなら、言わせない。言わない。


それを私は心がけてきた。



今までそれを誰かに褒めてもらうこともなかったけれど、

昨日、たまたまメッセージのやり取りをしたお客様から、



しょうこコーチがその小さい背中で懸命に風を受けて前を引っ張る姿をたまに思い出すんです。

それを思いながら、ライドしているときがありますよ。



そんな言葉をもらった。


それと同時に最近の私は、メニューがうまく聴き取れなかったり、コースが分からなかったりして

間違えることを恐れ、前に出れなくなっていることにハッとした。




背中を意識するよりも背中を見ていることの方が圧倒的に多い。
そう思った。

この2人はまだ21歳と20歳。でも沢山面倒をみてもらった






今日でこちらに来て1か月になる。

生活にもライドのコースにも大分慣れてきて、体調、気力も戻って来つつある。



みんなに背中で支えてもらい、助けてもらった分、

次の1か月は私も背中で魅せ、支えられるように意識していきたいと強く思った。



間違えや失敗を恐れずに攻める。

分からなかったら分かるまで聞く。



控えめに居てはダメだ。

こんなの当たり前のことだけれど、英語が上手く話せないだけで出来ていたことが出来なくなっていた。

これが言葉や文化の壁で海外でやる大変さなんだと実感した。

気をつけて意識して過ごしていこうと思った。




この一カ月で感じたのは、私は本当にこの場所も人も好きだ。



走ってすれ違えばMorning!!と笑顔で挨拶してくれるし、

朝の公園には犬もリードを外して元気にはしゃぎ回っている。

朝5時45分のPizzy Park



昼のビーチには、タオルを敷いて、寝っ転がりながら会話を楽しんだり、
サーフィンしている人がいる。


自転車で後ろから追いついてきたパワフルなおじさんはKeepGoing!!と励ましてくれたり、

みんな自分のライフスタイルを楽しんで、大切にしているものを尊重し合っているように感じる。


バイクライドの集合場所によく使われるThe lott Cafe。
ここのアサイーボウルがお気に入り。
ライド後にカフェで会話したり、帰って休んだり、みんなマイペースに過ごしている。


日本でのお付き合い、上下関係、飲ミニケーションなどそういうのが少し疲れていたから、
オーストラリアでの自由度が私にはとても心地よくてリラックスできる。




また明日から1週間、そして、2か月目がスタートする。



背中が格好良くなるような在り方を自分で作っていこうと改めて思った。

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